診察日記2

5月16日

5月の連休も過ぎ日差しが少しずつ強くなってまいりましたが天気によってはまだまだ寒さの残る昨今です。最近は海外の新型インフルエンザなど何やら物騒な話題が多く当院を含め各医療機関も新しい情報獲得にやや神経質にならざる負えない日々です。しかし本当に瞬く間に世界中に広まるということが今回の事例で再認識されました。今回は新型インフルエンザということでこれだけ全世界規模で追跡調査をされておりますが、毎年流行するインフルエンザも実は追跡調査をされていないだけで、このように海外から全世界に流行し国内に入ってきているのかもしれないと思わされます。これから気温も高くなり風邪などはひきにくい季節になってまいりますが皆様方も健康管理には、なおご注意ください。
さて話題は変わりますが新学期が始まり、先日学校検診なるものに行ってまいりました。医師会よりの依頼で尾張旭市の2校の小学校医になっておりそのような流れになったのですが、行ってみてまず感じたのが「なつかしい」でした。時代は何十年も経ち、いろいろ新しく便利になりましたが学校の校舎というのはあの頃から時代が止まっているような気がします。そんな感傷に浸ってる間もなく向こうからザッザッと足音がやってきます。すごい数のちびっこ達が部屋を埋め尽くし、耳、鼻、ノドの確認に追われます。今回は1年生、3年生だけでしたがそれでも何百人か耳、鼻、ノド、耳、鼻、ノド、とやっているとやや気持ち悪くなってきます。なんとか全員終了し帰りの道へ。。。学校から出ようとすると門が厳重に閉じられて出れません。昔はこんなことなかったのに、、、こんなところに時代の変化を感じた瞬間でした。
いろいろと物騒な時代です。


4月1日

いよいよ4月に入り新学期も近づいてまいりました。お母さん方も入学式や新学期の準備で何かとお忙しいのではないでしょうか。当院はといいますと、一時の花粉症のピークも過ぎたのかだんだん落ち着いてまいりました。スギの飛散数も少しずつ減少傾向にあり、3月18、19日あたりから今度はヒノキ花粉が少しずつ飛散してきております。現在はちょうどスギとヒノキの谷間となっている時期でしょうか。最近は春休みの影響もあり風邪や中耳炎のお子さんが増えてきている印象があります。暖かくなってきたとはいえ、まだ夜になると冷え込みます。軽装で出かけて体調を崩す時期でもありますのでご注意ください。
さてそんなお子さんの話を今日はしたいと思います。耳鼻科の外来は疾患の特性上、小児の患者さんもたくさん受診されます。私は子供さんの診察は嫌いではありませんが、対して子供達の大半は私のことが苦手なようです。その反応もまちまちで私と目が合うと回れ右をして何事もなかったように出口に歩いて行く子、さっ!とお母さんの後ろに隠れる子、私の視界から逃れようと椅子の裏に隠れる子など実に多様です。まあ子供たちにとっては私は額から怪光線を出し、鼻に変な棒を突っ込んでくる恐ろしいおじさんに映っているのでしょう。耳鼻科疾患というのは治療に時間がかかるものが多く、一度恐怖心を持たれてしまうとその後の処置がとても大変です。そんな子供たちの恐怖心を少しでも和らげようと私なりの日々の努力として、子供達のことばに合わせたしゃべり方をしながら緊張を和らげているわけなのですが、そのままのテンションで次の大人の患者さんに突入し不気味がられることもたまにあります。そういった場面に出くわした場合、どうぞそっと流してやってください。


3月18日

気温もだいぶ暖かくなり、桜の開花予想も気になる季節となってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。私はといいますと、、、かなりヘロヘロになっております。2月の中旬のころからでしょうか花粉の飛散開始とともに花粉症の患者さんが増えてまいりました。今まで勤務医時代にもこの時期は同様の症状の方が増えてきましたがそれは大きな病院でのことで、クリニックに受診される花粉症の患者さんがここまで多いとは、恥ずかしながら知りませんでした。さらに今年は飛散量が多いこともあるのでしょうか、重症の方が多く。内服を処方しても効かないという方が多く、処方の内容を今まで以上に悩まされたような気がします。受診される方の数が急激に増えたことは私にとってよろこばしいことなのですが、連日の診察ですので日々ダメージがボディーブローのように蓄積していき休日は何もできず寝ていたような気がします。最近になり、ようやくこの人数に体が慣れてきましたがクリニック1年目の花粉症シーズンを体験して感想は「おそるべし国民病」でした。
また本当に重症の方が多く、薬剤での対応にやや限界を感じることもあり、今後鼻粘膜焼灼術(レーザー、高周波メス等による)等もできるような体制を整える必要性も感じされられました。そんなスギ花粉も少しずつ終息傾向に向かっているようです。来期にはもう少し迅速に対応できるように努力してまいりますのでよろしくお願いいたします。


2月20日

ごぶさたしております。日差しも暖かな日が見られるようになり、春一番も全国で吹き荒れているようです。この頃はインフルエンザの勢いもだいぶ終息傾向にあるのかなあと思っておりましたが先週末の小春日和の影響でしょうか?今週に入り鼻汁が止まらず、目が痒くなってきた患者さんが爆発的に増えました。特に月曜日は今までで一番混雑し、おまたせさせてしまい皆様方にご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。そこで花粉の飛散数を調べてみますとやはり土曜日まではほぼ0個なのですが日曜日、月曜日と数が突然増加しているようです。こうもぴったりと一致するとは、、、改めて感心させられました。ただ花粉の数はその後の雨の影響で減少し木曜日にはまた、ほぼ0個になり、そんな影響か金曜日は花粉の患者さんは少なく、いつもの外来に戻ってしまいました。明日は土曜日ですがどうでしょうか。。。私も実はアレルギーをたくさん持っています。特にダニ、ハウスダストなどはグラフがふりきれるくらいに高い値です。そしてスギにも反応はあるのですが幸いにして鼻や目には今のところ症状は出ません。ただ肌に影響が出やすく赤い顔をしているときはそんな時です(酔っ払っているわけではありません)。さて、これからがシーズンの本番に入っていきますので症状のない方もそろそろ対策をお勧めします。


2月3日

2月になりましたが依然として厳寒の風が吹き荒れるこの頃です。先週の週末などはちょっとした台風並みの暴風が吹き荒れておりましたがまだまだ花粉というよりはインフルエンザの脅威のほうが強いようです。当院でも最初のインフルエンザの方が出てから少しずつ増加してきております。現在約7.8分でインフルエンザかどうか判別可能な検査キットが出ております。またインフルエンザの場合は抗生物質の効果があまりないため特殊な薬を使わなくてはいけません。主な症状として、38度を超える発熱、関節痛、咽頭痛などがありますが上記のような症状を自覚するようであればすぐに検査をすることをお勧めします。
さて先日の日記に風邪をひいたことがないと豪語していましたが、ひいてしまいました。特に熱などはないのですが鼻がつまって、つまってなかなか集中できません。ということで今週から白衣を長袖に衣替えしました。今頃衣替えかとおっしゃる方もいると思いますが実は今まで長袖白衣がありませんでした。もともと長袖は作業がしにくいのであまり好きではないのですが、12月からさすがに寒くて注文していました。しかし待てども待てども届かず、ようやく届いたのは2月にはいり風邪をひいた翌日でした。着用してみましたがどうもインチキ博士みたいで好きになれません。でも寒さには勝てずしばらく着用することにしました。しかし鼻づまりの医者に鼻づまりを診てもらってもなんだか治る気がしませんよね。あと2.3日で治ると思いますのでご迷惑をおかけします。すみません.....。


1月20日

年も明けそろそろ花粉症のシーズンが近づいてまいりました。今年は昨年に比べ飛散量は多いようです。外来にも目や鼻がムズムズするという方がちらほら受診され始めております。スギ花粉の本格的な飛散は一般的には2.3月に入ってからですが、2週間くらい前から内服の先行投与をすることで症状のコントロールが良いといわれておりますので時期的にはそろそろでしょうか。早めの準備をお勧めします。
さてそうは行ってもまだまだ真冬の寒さが続いております。先日当院でもインフルエンザ検査で陽性の方が出ました。都市部での流行のニュースはよく耳にしますが当地域でもヒタヒタと少しずつ増えているようです。私はというと、インフルエンザの予防接種をしているおかげもあるのか大丈夫です。そういえばここ何年も大きな風邪はひいたことがありません。考えてみれば12年も鼻の中やノドの中を診察の時、覗いており、その都度咳やらくしゃみやら浴びているのでたいがいの免疫力がついているのでしょうか。それとも○○は風邪を引かないのでしょうか。皆さん、うがい、手洗い防寒など基本的なことですが改めてご注意ください。


1月14日

皆様あけましておめでとうございます。といっても1月も14日になってしまいました。年が明けてからまたさらに寒くなり、先日は雪もちらつく季節になってまいりました。この時期の患者さんの中には今週末に行われるセンター試験に臨む方も何名かいらっしゃるようで体調を崩さないように臨んでいただきたいものです。センター試験といえば私の受験の時、第1回目のセンター試験が始まりました。もう17、18年前のことですが。その時も雪が降る中不安な気持ちで試験会場に向かったことを思いだします。さて先日の連休を利用して久しぶりに遠出をしてきました。その目的地は、、、家族によると最近私があまり笑わないということで吉本新喜劇に決まったようです。まあなんと分かりやすいというかストレートというか、理由はともあれ生の舞台を見るのは初めてなので楽しみにして行きました。あまり知っている芸人さんは出てきませんでしたが、やはり生の舞台は場の空気もあるのかとても楽しく久しぶりに気分転換させてもらいました。また医療と関係ないたわいもない話になってしまいましたが本年もどうぞよろしくお願いいたします。


12月27日

年の瀬も迫ってまいりましたがここにきてめっきり冷え込んできました。朝があまりに寒くて、動きが鈍くなる最近であります。当院の年内診療は12月29日までです。29日は午前診察(13時まで)のみですのでご注意ください。さて冬休みの影響でしょうか、ここ1週間は診療所も混み合っておりなかなか日記の更新ができませんでした。特に12月24日は普段すいている午前中から大混雑でこれはどうしてしまったのだろうと思っておりました。いつもの傾向として午前診察より午後診察のほうが混雑するのでこの調子では午後どうなってしまうのだろう。。。。。しかし私の心配をよそに午後はとてもすいており、こんな日もあるんだなあと思っていたところに職員さんから一言。せんせい、今日はクリスマスだからみんな夜は来ませんよ。。。おーなるほど今日はクリスマスイブではないですか。今の今まで気づきませんでした。そういえば先ほどちっちゃな患者さんにサンタの絵の描かれたお菓子をいただきました。それでも気付かなかった自分はよっぽど疲れているのか、それとも心が枯れているのか。。。それはともあれ今年もあとわずかです。開院から当院を支えていただいた方々、職員の皆様、患者さん皆様ありがとうございます。来年も今年以上に良い病院にできるよう努力してまいりますのでよろしくお願いいたします。


12月13日

久しぶりの更新になります。というのも最近寒くなってきたせいか本職であります診療のほうが忙しくなってきました。病院経営にとっては大変喜ばしいことではありますが、なかなかのんきに日記の挿絵を描いている場合ではないようです。開院よりカルテ番号1から作成し始めたカルテも気付けば1000番を超えました。ということはこの3ヶ月で1000人以上の患者さんを診察したことになります。自分としてはそんな自覚はないのですが改めて考えると驚かされます。さて先日ある患者さんよりバリ島のお土産をいただきました。見てみるとなんと熱帯魚の飾り物ではないですか。クリスマスの雰囲気漂うこの時期に何ともエスニックなものをいただいたなあと思いながら、せっかくいただいたものなので診察室にぶら下げてみました。すると診察室の中を魚が泳いでいるような何とも言えない良い雰囲気です。受診されたお子さんも魚を見つけては喜んでいただけなかなか好評のようです。わざわざ当院のために買ってきていただきありがとうございます。


12月3日

いよいよ12月です。しかし暖かい日もまだまだあり、なんとなく年末らしくない陽気です。先日勤務医時代の同僚に、この日記を読んだ感想で少し辛口な意見をいただきました。その意見とは・・・診療日記なのに診療のことが全然書いてない!!!!!とのことでした。なるほど、それでは名前を変えて院長日記にでもしてみるか?しかし今更変えるのもちょっとなー。でもまあ、この日記の目的は当院がこれを読んでくださる患者さんに親しみを持っていただけるように書いているので、あまり難しいことばかり書きたくないのです・・・。ということで本日も診療とあまり関係のないことですが、12月と言えばクリスマス。当院でも受診してくださるお子さんのためにクリスマスツリーをなどを用意し、少しばかりの雰囲気づくりをいたしました。クリスマスツリーなんて子供の時以来で、初めて自分で買いに行きましたがなかなか楽しいものです。飾りつけなど遅い時間までかかってしまいましたが久しぶりになんだかわくわくしました。なかなか良い出来だと思いますので来院の際は一度ご覧ください。


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